たわ言ども10月

 

 

10月。(フレーズ思いつかず)

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10月31日(火)

 いつものことながらの泥酔日記で、今読み返したら前の日記なんだろ。TVで観た芝居にケチつけたいのかみたいな話になってるけど、そうではなくて、今、自分が、「足さばき」に注目してるんだ、って言いたかったんだよなというわけで補足日記。

 キモノにはキモノの、ミニスカ&ハイヒールにはミニスカ&ハイヒールの、美しい足さばきってもんがあると思うのよ。舞踏には舞踏の。

 野毛のあと、メールや掲示板や、お客様から感想いただいた。メールでいただいた感想に、私は、全くそうなんよ!!そこをもっとつきつめたいよ!って思っただっけ。その内容はだいたいこんな。

 「上半身見てる分にはみんな同じできもちよさそでかわいくて、だが、下半身みるとバラバラ。甘さも目につく」

自分がいちばん気にしてたことをお客さんからいわれちゃって落ちこんだ。技術にしばられるあまりおどおど慎重になってしまうことはとても嫌い。だから気持ち優先で。少々ヘタでもおもいきり。その方が観てても気持ちイイだろうって。でもお客さんにダメだされちゃってるってかなりやばくね?客をなめてやってます、ってことだよな。しかも自分も気付いてたのに。あとまわしにして。

 その後初夏から、だいこんどのにむけての稽古から、かなり下半身を重点的にチェックし容赦なくつっこむようになっていった。だいこん、それだけで十分下半身重要ネタだしな。そして今の通常稽古も。でも、なかなか改善していかない。そりゃ一朝一夕で上手くはなれないよとは思うものの、いらだちはつのる。

 11月に入る。これから青梅の本番までは、基礎稽古より作品作り稽古、になってしまう、それが不安。まだ入口にしか立っていないのに。もちろん作品の振り付けを詰める中でそれは大切にできるのだとは思うけれども。そして3人の温度差。周囲を垣根なく見渡せる松本の目には助けられている。からだやわいけど。

10月29日(日)

 今週末はTVでふたつお芝居を観た。ってゆーか一個は今やってる最中か。生舞台に足を運びたいのはやまやまだが、本気で貧しいけんね。一個は演歌歌手の座長芝居(時代劇)もう一個は歌舞伎。

 日本のお芝居って・・・おもしれーや、ってか、おかしーや。なんかありえねえような扮装の人が、ひとつの板に乗っかってるんだな。いや。あんまし話しは深くないんだ。自分が塗りモノ稼業なもんで。白がどーの金がどーのとか考え考えいたりするもんで。二つのTV日本お芝居の共通しておもしろいなーと思ったのは、白も赤も茶色もナチュラルメイクも、ひとつの舞台に当然のようにいてたのしーなー、みたいなこと。役に必要ならなんでもありますよ、って芸術っぽい理由と、「歳くってる役者ほど白い(化粧が濃い)」というスズキソノコが白い、みたいな理由の白さとがへーきで、しぜんで、なんだこりゃ、って感じで。

 あと、所作。和服を着て、の。ヘボと達人の差が歴然とする。日本人がみんな和服の時代だったらそんなことなかったろーが。歌舞伎の人達はさすがにボロ出ないけど演歌芝居は変なとこでおもろかった。芝居の筋は、ベタだけどツボにくる、いい話だった。日本のおばちゃんとしては、「みなまでいうな」なのでストーリー意外に目がむいちゃう。

 とにかく。

 

  

「キモノの裾」

 

から目がはなせんかったあ。

 

 

 ヘタなのだよ、若い衆が。その他大勢の。

現代劇なら全くカッコイイであろうその立ち姿、キモノでやったらアウトやろう。そこそこの仕事をこなしてるタレントさん達だと思う多分。嗚呼。いろいろ思いはあろーが、時代劇の舞台に立つんなら、なんとかしてくれ、そのみっともないおっぴろげ裾を。着付けからだらしないのは主役級には衣装さんついててくれても、、とかあんのかもしらんけど。

 

 のほうずなお股が舞台にのるのが耐えがたい最近のおばやっすん。ヘタと先鋭的は絶対一緒にせんでほしい。

10月3日(火)

 青梅での仕事の準備にかかり出す。具体的に使うブツのリサーチや試作。やっぱりこの作業が一番好きみたいだ。いやまあ踊るのは好きとして。踊りはでも結構悩んだり気が進まない時もあるけど、この作業は悩むのも楽しい。問屋のおじさんおばさんは(当たり前だが)どんな商品の知識もばっちりですごいなあと思う。仕事だから当たり前か。けど好きだからそこまで出来るような気が。なんでも揃う一般の大型店の店員さんはここまでは、なー。しかも高いし。

 金粉の仕事で、内容までつっこんだ注文を受けたのは初めて。今まで、なんとなく目も引くし・・・みたいな感じの呼ばれ方だったし。それはそれで自由に作れる良さがあるが。注文と自分の趣味が共通してるからだろうが、今までにないわくわく。乱歩、若い頃はまってたな。だから資料はいっぱい持ってたりする(照;)。ちょっと前だったら受けなかったかもこの仕事。封印してる部分というか自分の病的な青くささの部分というか。こっち側は人に見せられるものを作るの難しい部分。不快で気色の悪い自己満足になってしまいそうな。あえて向かないでいた方向。そして元気とかノーテンキとかほっこりとかほんわかとか笑顔があればよしとかいうここ数年の印象を作る芸風の方を強くやってきてたけど。なんか、やってみよう、こっちも。と。そして見せるからには面白く。あー、今までの自分の禁じ手に手を出してくのも悪くないかもな。できるのかなでも。

 昨日は合同稽古。なんでもない基本エクササイズで見せられるこの気迫はなんだろね。負けてんなー、自分。

 

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